ついにドコモが「格安スマホ」に参入します。詳細は以下から。
時事通信社の報道によると、KDDIやソフトバンクがUQ mobileおよびワイモバイルブランドで新たに提供する低価格な20GBプランにドコモも対抗するそうです。
対抗するにあたってドコモは割安な料金プランに対応した新ブランドの立ち上げを検討しており、NTTによるTOB(株式公開買い付け)が完了する11月中旬以降に発表する見通しとのこと。
なお、ドコモを完全子会社化するにあたって、NTTはNTTコミュニケーションズやNTTコムウェアをドコモに移管することなども検討中。
そのため、新たなブランドをゼロから立ち上げるのではなく、すでに一定のシェアを獲得し販路なども確立されているNTTコミュニケーションズの格安スマホ事業「OCNモバイルONE」を召し上げる可能性も十分考えられます。
菅政権の掲げる「携帯電話値下げ」に必要という理由で、悲願のグループ再編にこぎつけたNTT。気が付けばめぼしい格安スマホ各社がキャリアに吸収されてしまっている印象です。
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