楽天モバイルにプラチナバンドが割り当てられる仕組みが整いつつあります。詳細は以下から。
日本経済新聞社の報道によると、総務省が電波の有効利用を検討する有識者会議で、周波数帯を再配分する仕組みを整備する方針を示したそうです。
これは携帯電話の電波が一定の認定期間を終えた後、同じ業者が再免許を受けて実質固定化していることを受けたもの。
建物の中などにも強いプラチナバンドについても競争促進に向けて例外扱いしないことが「適当」とされ、有識者会議は5月にも報告書案をまとめるとしています。
なお、国内で利用されているプラチナバンドは700MHz~900MHz帯。NTTドコモとKDDIが800MHz帯、ソフトバンクは900MHz帯を中心に整備を進めており、後から3社に追加で700MHz帯が割り当てられた経緯があります。
ちなみにプラチナバンドの再配分を求めている楽天モバイルがエリアを補完するための「パートナー回線」として提供しているのは、auがLTEサービス開始時に携帯各社に先駆けて全国を整備したプラチナバンドLTE。
各社ネットワークの根幹部分を支える周波数帯なだけに「再配分で既存ユーザーに影響が出ないか」という点だけは、気になるところです。
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