タバコのある風景がどんどん過去のものになってゆきそうです。詳細は以下から。
2020年度の国内での紙巻きたばこ販売本数がはじめて1000億本を下回ったことが判明しました。
これは日本たばこ協会の集計によるもので、1000億本割れは統計のある1990年度以降初めて。
また前年度からの減少率も過去最大の16.3%(193億本減)で988億本となりました。販売本数が最大だった96年の3483億本からは7割以上減少した計算になります。
成人の喫煙率は96年前後に多少増えたものの、年々減少して2019年には男性27.1%、女性7.6%となっています。
一気に減少した理由としては、新型コロナで在宅勤務が普及し、においの少ない加熱式への移行が進んだためとされています。
アフターコロナの世界では、タバコは今以上に肩身の狭い嗜好品になっているかもしれません。
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