【解説】完全刷新の「iPad mini」と3万円台の「iPad(第9世代)」ざっくりチェック、iPhone 13 Proと同性能で半額に


先ほど発表されたiPadたちのスペックをよくよく紐解いてみると、とんでもないことが明らかになりました。詳細は以下から。

◆iPad(第9世代、9月24日発売)
まずは格安タブレットの決定版として、広く普及しているiPadの最新モデル。500nitと明るく発色の良いIPS液晶を用いた10.2インチ(2160×1620)Retinaディスプレイを採用したモデルで、ホームボタンがある懐かしのデザインです。

プロセッサにiPhone 11などと同じ「A13 Bionic」を採用。1200万画素の超広角(122度)カメラと常に自分をフレームの真ん中に置くことができる「センターフレーム」機能で高画質なビデオ通話を楽しめます。

第1世代のApple Pencilをサポート。

もちろんキーボードカバーも提供されます。

USB Type-C端子採用で充電がより楽になるなど、ユーザーにうれしい刷新が行われた第9世代iPad。気になる本体価格と容量は以下となります。

・Wi-Fi版
64GBモデルが39800円。256GBモデルは57800円

・セルラー版
64GBモデルが56800円。256GBモデルは74800円

◆iPad mini(9月24日発売)
続いてが今回の真打ちとなるiPad mini。ガラスと液晶パネルの隙間がなく、反射が少ないフルラミネーション加工が施された8.3インチ(2266×1488)Retinaディスプレイを備えています。

非常に興味深いのがプロセッサにiPhone 13シリーズと同じ「A15 Bionic」を採用した点。なんとiPhone 13 Proと同じ5コアのGPUを備えており、4コアGPUを備えたiPhone 13よりグラフィック性能が上です。

これなら最新のゲームも気兼ねなく遊べるほか……

動画の編集などもラクラクです。

背面カメラはF1.8、1200万画素広角。Focus Pixelsを使ったオートフォーカスにも対応します。

なんと本体右上にTouch IDまで備えました。

USB Type-C端子を採用したことで、充電速度だけでなくデジタル一眼など周辺機器との接続性が向上した点もうれしいポイント。ライトニングから解放されたことを喜ぶ人も多そうです。

Apple Pencil(第2世代)をサポートしているため、お絵かきも快適に楽しめます。

そして地味に驚かされたのがセルラー版の仕様。第9世代iPadが4Gのみなのに対して、iPad miniは4G/5Gほぼすべてのバンドをフルサポートしています。

カラーバリエーションはスペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトの4色。

気になる本体価格は以下。iPhone 13 Pro(本体価格122800円から)と同性能で、およそ半額です。

・Wi-Fi版
64GBモデルが59800円。256GBモデルは77800円

・セルラー版
64GBモデルが77800円。256GBモデルは95800円

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