1930年代を駆け抜けた、最高にクールな女性レーサーと愛車たち


そこはずっと昔から、男だけの世界ではありませんでした。詳細は以下から。

20世紀初頭にイギリスに作られたサーキット、ブルックランズ。この地でレースを行うブルックランズ・オートモービル・レーシングクラブでは早い時期から女性の参加が認められ、1920年代には多くの女性レーサーが誕生していました。

彼女らは女性レースと男女混合レースに出場しており、1933年には王立自動車クラブが正式に男性と同列の参加を認めるに至りました。そんな1930年代を駆け抜けた女性レーサーたちの姿は、ワイルドにしてクール。まさに時代のエッジを攻めまくった存在でした。

1930年、Elsie Wisdomさん

1930年、Kay Petreさん

1930年、Fay Taylourさん

1930年、Violet Corderyさん

1931年、女性メカニックのMiss J Alwynneさん

1932年、エンジンをチューンアップするKitty Brunellさん

1932年、Elsie“Bill”WisdomさんとJoan Richmondさん

1933年、愛車を会場に運ぶPaddy Naismithさん

1934年、たばこの吸いっぷりがたまらないGordon SimpsonさんとJoan Richmondさん

1934年、レース中のEileen Ellisonさん

1935年、Gwenda Stewartさん

1935年、ル・マン24時間レース出場の決まった3台の「Dancing Daughters」

1935年、レース中にドライバーを引き継ぐDoreen Evansさん

1935年、Gwenda Stewartさん、Doreen Evansさん、Kay Petreさん、Elsie Wisdomさん。並ぶと壮観です。

1936年、給水中のDoreen Evansさん

1937年、メカニックにヘルメットを直されているDorothy Turnerさん

1937年、愛車のV12ドラージュの前でポーズを決めるKay Petreさん

1937年、ブルックランドの女性ドライバーたちのりりしくイカツい集合写真

1938年、レース中にサインを出すAclacさん

1938年、Kay Petreさん

1938年、愛車のプジョーとPattenさん

ブルックランドは第二次世界大戦勃発のため、1939年を最後にその活動を休止。女性レーサーたちの活躍の舞台は一度その幕を下ろすことになりました。

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