電源のある座席は減ったところも多いものの、まだまだちょっとした作業や勉強に便利なマクドナルド。
無料で使えるWi-Fiもありますが、登録やログインの手間があります。この手間を省いて使える方法がネットで話題だったので検証してみました。詳細は以下から。
マクドナルドで作業や勉強をする時に便利なのが、ギガを減らさず無料で通信できる「マクドナルド FREE Wi-Fi」。利用にはマクドナルド会員に登録し、ログインする必要があります。
ですが、ある簡単な方法で面倒な会員登録もログインもせずに使えるという気になる噂がネット上で流れました。それは言語設定を「English(英語)」にする…というもの。
これだけでマクドナルドのWi-Fiを使えるならば非常に便利。店舗を訪れ、実際にどうなのかを試してみました。使用した端末は「HUAWEI Mate 20 Pro」です。
さっそく「00_MCD-FREE-WIDI」に接続してみるとログイン、認証が必要と表示されます。ここでブラウザを開くとログインページへのアクセスを求められます。
アクセスするとこのとおり。マクドナルド会員以外は登録を求められ、会員はログインを求められます。ですがここで画面上部の「English」をタップすると…。
このように規約画面に。「Agree and use the serivece(同意して利用)」をタップします。
これで使えると思いきや、メールかSNSアカウントなどでのログインを求められました。
Facebookだとこんな感じ。下に言語選択はありますがなぜか日本語です。Twitterも似たようなものでしたが、Yahoo!JAPANでは外国語の選択すらありません。
Yahoo!JAPANで進めてみましょう。IDを入れると携帯電話のSMSに認証コードが送信され、入力して住所、氏名、年齢、性別、メアドなどの情報提供に同意するとようやく開始できます。ここまで英語での説明はありません。
同意するとようやく英語に。下部には日本語版へのリンクがあり、タップすると再ログインを求められるという謎のトラップが仕掛けられていました。ただしこちらをタップする必要はもちろん無く、これ以降は普通にWi-Fiを利用できるようになります。
ということで、英語版では確かにマクドナルド会員への登録やログインは不要でしたが、メールやSNSなどでのログインを求められることになりました。言語が一貫していないため、来日した外国人で使いにくさを感じる人はいそうです。
念のために別の端末「Umidigi A9 Pro」を用いてマクドナルド FREE Wi-Fiへの接続を試みます。すると、どうしたことでしょう。いきなり接続済みとなり、ログインや認証が必要と表示されません。
ブラウザを開くと、英語版で出てきた規約画面の日本語版が表示されました。ここで「同意して利用」をタップすると、それ以上何の登録もログインも不要でWi-Fiに接続。英語の選択すら不要でそのまま接続できてしまいました。
ふたつの端末の違いは、前者がキャリアで購入した後にSIMフリー化した端末で、後者が海外サイトから直で購入したSIMフリー端末ということ。
サンプルが2台のため確実なことは言えませんが、海外もしくは海外サイトで購入したSIMフリー端末ならば、マクドナルドのWi-Fiは登録不要という仮説を立てることはできるかもしれません。
・関連記事
マクドナルドのドライブスルー、音声認識AIに置き換えへ | Buzzap!
マクドナルドがヴィーガン向け「マックプラント」発売へ、植物由来の代替肉を使用 | Buzzap!
【動画】マクドナルド初のテレビCM(1963年)がいろいろ衝撃的すぎる | Buzzap!