テスラが人型ロボット「Optimus」に『汎用人工知能(AGI)』採用か、イーロン・マスクが示唆



まだまだ先の話とはいえ、実現すれば「ターミネーター」や「ドラえもん」の世界への大きな一歩となります。果たして私たちの未来はどちらなのでしょうか。詳細は以下から。

EVや太陽光発電に携わるテスラと宇宙開発企業スペースXのCEOでテクノキングを名乗るイーロン・マスク氏が、自意識を持つ「強いAI」とされる「汎用人工知能(AGI)」について気になる発言を行っています。

汎用人工知能とは人間と同等、もしくは超越する知能を持つAIのこと。マスク氏はテスラが開発した人型ロボット「Optimus」がこの汎用人工知能に対して「役割を担うかもしれない」としています。


テスタの開発したOptimusはこちら。


これは実際的には、テスラのAI研究開発部が同社のEV向け自動操縦技術の改善のために、知能を持つAIの開発に携わる可能性を示唆するもの。

自動操縦AIはリアルタイムで周囲の環境からの情報を取り込んで運転を行う必要があり、安全のためにもさらなる発展が切に求められるため、人型ロボットの開発を経てAIの研究開発はさらに大規模なものとなります。

なお、現時点でOptimusはまるで人間が中に入っているかのようなダンスを見せるにとどまっており、汎用人工知能に至るにはまだ時間がかかるものと考えられます。



ですが、高度な状況把握と判断が必要な自動運転AIを開発するテスラがAIに知能を授けるのであれば、成功の可能性は最も高い部類に入ると考えてもよさそう。

とはいえ、知能を持ったAIがもたらす未来がターミネーターやマトリックスのような危険なものか、ドラえもんや鉄腕アトムのような友好的なものか、まだまだ心配の種は尽きなそうです。

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