スマートフォン市場の成長が大きく伸び悩むことになりそうです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、中国の大手スマホメーカーが2022年の生産台数を約1億7000万台削減したと著名なアナリスト、ミンチー・クオ氏が主張しているそうです。これはXiaomiが2021年に出荷したスマホの台数(1億9000万台)に迫る数字。
背景には半導体不足の問題があるため、生産台数の縮小はAndroidスマホだけにいえる話ではないとのこと。すでにAppleはiPhone 13に部品を振り向けるためにiPadの生産を縮小しています。
また、スマホ本体の高価格化や5年間ノッチを採用し続けたiPhoneに代表される「代わり映えのなさ」の影響で、若い世代の買い換えサイクルが4年間に伸びていることも挙げられています。
なお、メーカー各社はスマホ本体の低価格化で需要喚起を図るため、QualcommやMediaTekにプロセッサの値下げを依頼したようですが、モルガン・スタンレーのアナリストによると状況は芳しくないとのこと。
本体の高価格化が続く一方で、「新機種が出ても前モデルとあまり差がない、代わり映えしない」状況が続く近年のスマホ事情。需要が縮小するのは仕方がないことかもしれません。
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