不良品率65%という驚異的な歩留まりの悪さを記録したサムスン製造の「Snapdragon 8 Gen 1」に取って代わることが期待される新型プロセッサの投入が遅れてしまうようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、クアルコムが「Snapdragon 8 Gen 1 Plus」の投入を2022年後半以降へと大幅に延期したそうです。
これは中国で新型コロナウイルスが流行していることによるもの。
クアルコムは「Snapdragon 8 Gen 1」の製造面や発熱の問題を懸念して、5月にもSnapdragon 8 Gen 1 Plusを投入するとみられていましたが、予想よりも大きく遅れて投入されることになります。
なお、Snapdragon 8 Gen 1 PlusはSnapdragon 8 Gen 1と基本的なコア構成などは変わらないものの、GPUが少し強化される可能性があるとのこと。
さらにTSMCが製造することで消費電力が改善される見通しのため、スマホの発熱を懸念するのであれば、待ってみる価値もありそうです。
コメントを見る
・関連記事
不良品率65%のサムスン製「Snapdragon 8 Gen 1」類を見ない短命に、Snapdragon 8 Gen 1 Plusに置き換えへ | Buzzap!
「Snapdragon 8 Gen 1」発熱問題、サムスンの技術力でなくARMの設計や最適化に問題か | Buzzap!
Xiaomiが「Snapdragon 8 Gen 1 Plus」積極採用へ、不良品率65%のサムスン製を回避か | Buzzap!