「Snapdragon 8 Gen 1」発熱問題、サムスンの技術力でなくARMの設計や最適化に問題か



今年スマホを買い替えようと考えている人は、色々な意味で頭を抱えることになりそうです。詳細は以下から。

韓国メディアの報道によると、現在Snapdragon 8 Gen 1を採用したメーカー各社のハイエンドスマホで発熱問題が顕著に起きているそうです。

これは発熱や高い消費電力によって、スマホが本来期待される性能を発揮できなくなるというもの。

Samsung製の「Snapdragon 8 Gen 1」だけでなく、かねてから報じられているようにTSMC製の「Snapdragon 8 Gen 1 Plus」でも発熱問題は起きるとされているため、ファウンドリ2社でなくプロセッサを設計しているARMに問題がある可能性がアナリストによって示唆されています。

また、別の専門家は今回の発熱について「製造プロセス、設計、(モデムなどの)周辺部品」といった、さまざまな要因が重なり合った結果と指摘。

iPhoneに採用されている「Apple A」シリーズがARMによる設計にもかかわらず、発熱やパフォーマンスの問題を抱えていないことを挙げた上で、メーカー各社がプロセッサを自社スマホ向けに最適化せず、そのまま使っていることが要因の一つだと問題視しています。

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