新モデル発売を前に、iPadの生産に思わぬ障害が立ちふさがっているようです。詳細は以下から。
Appleを中心としたモバイル業界のリーク情報で知られるMing-Chi Kuo氏のツイートによると、秋の新モデル発売を前に、中国のiPad組立工場が電力不足の影響を受ける可能性があるそうです。
iPadは、9月の新製品発表会とは別にiPadとMacの発表会が10月に行われるとの報道があったばかりですが、Naverのアカウントyeux1122氏は、さらなるリーク情報として、廉価版の第10世代iPadとM2プロセッサ搭載の新型iPad Proが同時に発表されるとの記事を投稿しています。
しかし現在、中国四川省は60年に1度といわれる熱波に見舞われており、住宅用電力供給を優先するため、工場主は8月15日から8月20日まで生産を停止するよう命じられたとのこと。
Ming-Chi Kuo氏は、一時的な電力停止がFoxconnとCompalが運営する成都と重慶のiPad組立施設に影響を与える可能性があると指摘。
生産のスケジュールは柔軟に対応できるほか、電力停止が期日までに終了すればその影響は限定的なものになるはずだとも述べていますが、回復が8月20日以降になれば、iPadの供給に打撃を与える危険があるそうです。
もし電力不足の影響が甚大になれば、アップルの目玉製品の出荷に歯止めがかかるおそれもありそうです。
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