中国工場の暴動により影響を受けていた「iPhone 14 Pro」の出荷状況。
12月に入り回復の兆しを見せていますが、道のりは遠そうです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、iPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxの供給が改善され、出荷までの時間が短縮されたそうです。
これは、JPモルガンのアナリストが報告したアップル製品の在庫指標によるもので、世界における納期は先週の35日間から29日間にまで緩和したとのこと。
iPhone 14 Proは唯一の生産拠点であるFoxconn工場で暴動が起き、出荷が大幅に遅れるなどの影響が出ていましたが、現在Appleが遅延の軽減に努めており、生産能力が向上したとされています。
アメリカでは33日間から25日間と1週間以上の改善がみられたほか、ヨーロッパでもドイツで32日間から25日間に、イギリスでも33日間から27日間と約1週間の短縮に。
なお、納期は改善しているもののFoxconn工場の騒動が始まる前の納期をまだ上回っていることに変わりなく、少なくとも12月いっぱいは引き続き動向に注目する必要があるとしています。
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