iPhone「物理キー」認証に対応へ、SMSやワンタイムパスに代わる最強のセキュリティ対策に


パスワードを使わない、従来の2段階認証より効果絶大な「物理キー」が導入されるようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、iPhoneはiOS 16.3からの新機能として、物理セキュリティキーを2段階認証に使うことでApple IDにサインインできるようになるそうです。

これはUSBやLightning、NFCなどを経由して、物理的なデバイスを接続して認証するというもの。12月14日に公開されたiOS 16.3のベータ版により判明したとのこと。

なおAppleは物理キーを発売せず、「Yubikey」などのサードパーティー製品を使うことになるとしています。またキーは2つまで設定でき、1つをバックアップ用として使うこともできるそう。

現在はSMSやワンタイムパスワードアプリなどを利用した2段階認証が主流ですが、フィッシング詐欺やスマホの破損などによって脆弱性があり、完璧ではないのが現状。

物理キーを使用することでボットや不特定多数からの攻撃をほぼ100%防ぐことができるとの報告もあり、来年以降公開のアップデートによって「最強」のセキュリティ対策が導入されることになりそうです。

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