「Androidスマホはバッテリーの持ちが悪くて本体がすぐ熱くなる」
そのようなイメージが一気に過去のものとなりそうです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、クアルコムが開発中の最新プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 3」はSnapdragon 8 Gen 2より20%消費電力を引き下げられるそうです。
これは超大型コア「Arm Cortex-X4」をメインに据えた「1+5+2」の構成によるもの。既存のSnapdragon 8シリーズは以下の構成を採用しており、必要に応じてコアを切り替えることで消費電力を削減しています。
・Snapdragon 8 Gen 2
1+2+2+3(Arm Cortex-X3+Cortex-A715×2+Cortex-A710×2+Cortex-A510×3)
・Snapdragon 8 Gen 1
1+3+4(Arm Cortex-X2+Cortex-A710×3+Cortex-A510×4)
Snapdragon 8 Gen 3とされるGeekBenchのスコア(シングルコア:1930、マルチコア:6236)も初めて公開され、Gen 2(1495、5007)を大きく上回る結果に。しかしあくまで開発初期段階であることから、信憑性はさほど高くないとされています。
もし情報通りであれば、スマホのバッテリーがより長持ちすることも期待できるSnapdragon 8 Gen 3。
エネルギー効率が改善すればするほど発熱も抑えられるだけに、今後も効率重視で開発を進めてもらいたいところです。
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