OPPO「独自プロセッサ」搭載スマホ開発中、Snapdragonに匹敵する高性能で競争激化へ



現在世界シェア第4位と、高い地位を確立する中国のスマホメーカーOPPO。

同じ中国スマホメーカーで唯一独自プロセッサを開発するHuaweiがアメリカからの制裁に直面する中、新たな一手を繰り出すようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、中国スマホメーカーのOPPOは4nmプロセス採用のスマホ用独自プロセッサを開発しており、既に最終段階に入っているそうです。

これはWeiboにてスマホ関連のリーク情報などで知られる手机晶片达人氏が明かしたもの。ファウンドリは世界最大手の「TSMC」で、既にテープアウト(半導体製造工程の最終段階)を開始しているとのこと。

さらに、今年後半か来年には独自プロセッサ搭載のスマホが登場する可能性があるとも予測されています。

実際、2年ほど前からOppoがスマホ向けプロセッサの自社開発していると報じられており、開発のために数百億元の資金と数千人のIC設計および開発要員を、北京、深セン、上海などの研究所に投資したとしています。

もし現在世界シェア第4位のOPPOが独自プロセッサを製造できれば、クアルコムとMediaTekで占められているモバイル向け半導体市場において、競争がさらに激しくなることも想像に難くありません。

「Snapdragon 8 Gen 2」と同じ4nmプロセスを採用したOPPO独自の半導体がどれほど対抗しうる処理能力を持つのか、続報が待たれるところです。

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