120Hz有機ELディスプレイ搭載で2~3万円台を実現した最新格安スマホの高性能版「Redmi Note 12 Turbo」に採用されるのではないかと期待されている「Snapdragon 7 Gen 2」がまもなく発表されることになりました。
格安スマホの性能が新たなステージへと引き上げられることとなりそうです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、クアルコムは3月17日(金)に「Snapdragon 7 Gen 2(SM7475)」とみられるプロセッサを発表するそうです。
Snapdragon 7 Gen 2は1-3-4コア構成で必要に応じてARM Cortex-X2(最大2.92GHz)、Cortex-A710(最大2.5GHz)、Cortex-A510(最大1.8GHz)を使い分ける仕組み。
TSMCの4nmプロセスで製造されるため、同じTSMC製で「ARM Cortex-X2」を備えたハイエンドスマホ向けプロセッサSnapdragon 8+ Gen 1やDimensity 9000に程近い性能を実現することになります。
なお、GPUはSnapdragon 8+ Gen 1と同じAdreno 730でなく、Adreno 725になる見通し。つまり「ハイエンドスマホの性能を少し落とした程度」と考えると良さそうです。
処理能力を少し落としてあることで、発熱を抑えてバッテリー持ちが良くなることなども期待できるSnapdragon 7 Gen 2。
「Snapdragon 8 Gen 2登載スマホは高い、でも性能は可能な限り妥協したくない」というニーズに応えてしまうプロセッサとなりそうです。
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