ドコモがサムスンと5G/6G技術の特許を相互許諾へ、シェア世界1位と4位がインフラ整備で共同研究も



5G、そして6Gのネットワークにおける通信技術の分野などで、Samsungとドコモが共同研究を進めていくようです。

高速かつ大容量通信、超低遅延、超多数同時接続などを実現する5G技術を促進し、国内外における競争力を高めるねらいです。詳細は以下から。

NTTドコモの報道発表資料によると、同社はSamsungと5Gなどの移動通信技術に関する標準必須特許において、ライセンス契約を締結したそうです。

標準必須特許は、規格に準拠した製品を製造、販売、使用するうえで必須となるもの。

同社はこれまでもSamsungと規格必須特許のライセンス契約を結んでいましたが、5G/6G分野での締結は初めてとのこと。

NTTドコモは5G必須特許の保有シェアが世界第4位、通信事業者の中では世界首位であるほか、もう一方のSamsungは世界第1位です。


なお、シェア数でなくその特許がどれだけ技術貢献したかを個別評価した「貢献度評価」ではHuaweiが1位のほか、ZTE、Vivo、China Mobile、Lenovo、Xiaomiといった同じ中国のブランドも多く含まれる状況。

中国が5G/6G技術の推進で突出する中、4Gでは世界トップクラスのネットワークを整備できていた日本の通信事業者であるドコモが、今後はSamsungと共同で通信技術の研究開発を進めていくことが予想されます。

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