「Pixel 8」指紋認証センサー強化で使い勝手が改善へ、本体価格も明らかに

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120Hz表示に対応した有機ELディスプレイや飛躍的に処理能力が向上したプロセッサ、1インチに程近いセンサーのカメラや優れた電池持ちなど、大きく進化する見通しの「Pixel 8」。

なんと安全性まで強化され、より使いやすくなるようです。詳細は以下から。

スマホ関連のリーク情報で知られるYogesh Brar氏のツイートによると、Pixel 8には超音波指紋センサーが搭載されるそうです。

超音波指紋センサーは、Pixel 7に搭載で指紋を平面として読み取る「光学式」よりも精度が高く素早い認証ができるもの。

形状だけでなく指紋の細かな凹凸まで立体的に認識することで正確に認証できるほか、水分や汚れに影響されないという特徴もあり、すでにSamsungの「Galaxy S」シリーズやシャープの「AQUOS R8 Pro」などに搭載されています。

また、同氏はPixel 8の価格も同時に明らかにしており、以下のようになるとのこと。

・128GBモデル：649ドル（約9万1000円）
・256GBモデル：699ドル（約9万9000円）

Pixel 7と比較すると、128GBモデルだけが50ドルほど値上げされる見込みで、国内での販売価格は9万円程度からになるとみられます。

過去には廉価版の「Pixel 6a」で誰の指紋でもロックを解除できてしまう致命的な不具合を引き起こしたほか、通信できない、ボタンが取れる、ガラスが破損するなどソフトウェア、ハードウェア双方の問題が相次いだPixel。

値上げしてまで本体機能を改善することで、「リーズナブルだけど壊れやすい」という悪いイメージをどれだけ払拭できるのか気になるところです。