iPhone 17 Pro向け「Apple A19」開発に着手、圧倒的な処理能力と低消費電力を実現する2nmプロセスでAndroidスマホを再び周回遅れの悪夢に



まもなく登場する「iPhone 15 Pro」でAndroidが周回遅れの性能になり、やっと追い付くかと思いきや「iPhone 17 Pro」でまた引き離される。

そんな無情なお話です。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、Appleが開発している「Apple A18」「Apple A19」とみられるプロセッサの識別子が初めて確認されたそうです。

これは「iPhone収集家」を自称する人物が明かしたもので、iPhone 14 Proに搭載されている「Apple A16」以降の識別子は以下のようになります。

Apple A16:0x8120
Apple A17:0x8130
Apple A18:0x8140
Apple A19:0x8150

なお、iPhone 15 Proに搭載される「Apple A17」はTSMCの3nmプロセスを独占して製造されることから、Androidスマホは今冬お目見えする最新プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 3」でも4nmプロセスを余儀なくされる見通し。

さらにTSMCは2025年に2nmプロセスを実用化する予定のため、仮に2024年冬登場の「Snapdragon 8 Gen 4」でAndroidスマホが3nmプロセスの恩恵にあずかっても、Apple A19で再び周回遅れとなることが確定しているわけです。

ただでさえエネルギー効率が改善し、より高い処理能力を低い消費電力で実現できてしまう2nmプロセス。

TSMCは2nmプロセスにおいて、リーク電流が少なく消費電力を抑えつつ処理能力を引き上げることができる技術「GAAトランジスタ」を初めて採用することから、とんでもない相乗効果すら期待できそうです。

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