「Galaxy S24」無印すべてにExynos 2400搭載か、歩留まり向上の4nmプロセスでコスト削減に期待も


Apple AシリーズやSnapdragonに対抗するために独自開発されてきた、Samsung自社開発プロセッサのExynos。

「Galaxy S22」シリーズと同様に欧州版のみの採用にとどまるとみられていましたが、興味深い情報がもたらされています。詳細は以下から。

実績あるリーク情報提供者、Revegnus氏の投稿によると、Samsungは「Galaxy S24」にはExynos 2400を、「Galaxy S24+」および「Galaxy S24 Ultra」には「Snapdragon 8 Gen 3」の搭載を検討しているそうです。

以前は欧州向けのGalaxy S24シリーズにのみExynosを搭載するとの報もありましたが、一方でSnapdragon 8 Gen 3はGen 2よりも高価になるとも目されています。

そのため、特定地域のみならずGalaxy S24すべてにExynosを標準搭載することで、本体価格の上昇を抑える狙いがあるとみられます。

また、Antutu.comによればExynos 2400は低すぎる歩留まりが課題となっていた3nmプロセスではなく、Snapdragon 8 Gen 3と同じ4nmプロセスで製造されるようです。

処理能力や消費電力の面でもアップグレードが進んだ上に、工場稼働率も80~90%に引き上げられたSamsungの第3世代4nmプロセスで製造されることにより、品質のみならず滞りない生産にも期待できるExynos 2400。

一方でSnapdragon 8 Gen 3を搭載するGalaxy S24+やUltraと明確に差別化されることになるため、ユーザーの使い勝手にどの程度影響するのかが気になるところです。

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