正当進化したタフネススマホ「TORQUE G06」auが正式発表、本体価格割引やコラボグッズのプレゼントなどキャンペーンも開催へ



auと京セラが「TORQUE」最新機種発売をついに正式発表。その発表会の様子などをお届けします。詳細は以下から。

◆速報
KDDIのプレスリリースによると、同社は京セラの新機種「TORQUE G06(9万8000円)」の予約を本日から開始し、10月19日(木)に発売するそうです。

性能の詳細などが書かれたレビュー記事は以下で読むことができます。

【速報】待望の新機種「TORQUE G06」速攻レビュー、カメラ機能も充実してゲームまでガッツリ遊べる使いやすさも追求した至高のタフネススマホに | Buzzap!


また、11月30日までにTORQUE G06へ機種変更し、対象料金プランと補償サービスに加入したユーザーを対象に機種代金から1万1000円を割り引くキャンペーンも実施するとのこと。

さらに、10月9日を「TORQUEの日」として祝うキャンペーンも開催。TORQUEユーザー合計600名に抽選でオリジナルグッズが当たるほか、購入者限定で200名にアウトドアブランド「ROOT CO.」とのコラボグッズがプレゼントされるキャンペーンなども行われます。

◆発表会の様子
先日、先だってTORQUE G06の記者向け発表会が行われました。


auは2000年から今日まで先駆者として常に最新のタフネスモデルを商品化。アウトドアのみならず農業・林業・水産業・運送・建設・警察・警備などの現場、極地など様々なシーンでのニーズに応えるため、進化させ続けてきました。


なお、両社は今後もユーザーの要望がある限りタフネスモデルを提供し続けたいと考えているとのこと。


今回TORQUEユーザーが待ち望んだ新機種が発売されることで、来年に控えるシリーズ販売10周年を無事迎えられることになります。


まずは今までの歴史から。2013年アメリカで誕生したTORQUEは代を追うごとに耐久性と使い勝手を強化して、唯一無二のタフネススマホとしての存在を確立しました。


2014年にはau初代モデルが登場し、2021年の「TORQUE 5G」で耐久試験27項目に準拠し耐久性や堅牢性に磨きをかけるとともに5G通信に対応、泡ハンドソープ洗浄やアルコール除菌までできるようになりました。


そして満を持してTORQUE G06が登場。特にこだわったポイントとして4点が挙げられています。


1つめはやはり頑丈さ。高さ2mからアスファルトへの落下耐久性能など、TORQUE史上最多となる29項目の試験をクリアしており、アウトドアアクティビティや過酷な環境でも安心して使えるボディを備えています。


2つめはデザイン。「Xフレーム」や「CROSS BUMPER」により、グリップ感が損なわれないよう考慮しつつ耐衝撃性能の向上が図られているとのこと。


それでいて前機種TORQUE 5Gから高さ13mmの小型化と、14gの軽量化を実現。ユーザーから端末のサイズが大きい、重いといった声も聞かれるようになったため、今回小型・軽量化に踏み切ったようです。


環境保全が強く求められる昨今に合わせ、パッケージもプラスチックを全廃したものに刷新されました。


3つめは機能。情報を重ねながら写真や動画を撮影できる「Action Overlay」、魚の大きさと名前を自動判別する「Fishingモード」、背面と前面カメラでの同時撮影ができるマルチカメラなどアクティビティがもっと快適になるよう考えられています。


チューニングをギリギリまで行って画質改善を図ったというカメラはメインが暗所撮影にも強い6400万画素に刷新されたほか、TORQUE初のマクロカメラも搭載。マクロとメインカメラの画像を重ねて1枚の写真にできる「虫眼鏡フォト」や、テキストを表示しながら動画を撮れる「Text Overlay」などの新機能もついています。


さらにアウトドアで役立つオリジナルアプリや、それらの機能を集約した「Outdoor Portal」メニューも画面スライドで表示できるため、知りたい情報をすぐに分かりやすく入手できるようになったそうです。


最後にアクセサリーの紹介。TORQUEは電池パックを自分で交換でき、電池単体での充電の他ワイヤレス充電にも対応。各種パーツの着せ替えもできます。


自転車やバイクに装着できるマルチホルダーや、大きなストストラップホールを活用して斜めがけできるハードホルダー、水上や水中での紛失を予防できるフローティングストラップも発売されます。


特徴である耐久性を上げつつ軽量化を図り、マクロカメラを含めた三眼構成でアクティビティを便利に楽しめるカメラ機能、電池やアクセサリーを交換すること幅広い活用範囲に対応など、徹底的にユーザーの利便性が考えられたTORQUE G06。


カラーバリエーションはブラックとレッドの2色展開で、発売は10月19日(木)。気になる価格は9万8000円。「スマホトクするプログラム」利用でなら実質5万9800円で購入できます。


また、毎年10月9日を「TORQUEの日」としてユーザーにオリジナルグッズをプレゼントするキャンペーンも実施します。こちらは10月4日から。詳細はコミュニティサイト「TORQUE STYLE」で掲載するとしています。


◆質疑応答
Q.
商品が出たことは喜ばしいが、京セラのコンシューマ事業撤退と前後する形で決算会見でTORQUEの話が出て、それ以降KDDIからも話がないまま今日に至った。だいぶゴタゴタ感が見えるが、これを出たからOKとするのか。今後のサポートをするかも含めて明確に説明して欲しい。
A.
KDDIは京セラのコンシューマ事業撤退後も協議を重ねながら、TORQUEはそれより前から開発しており、サポート面もクリアにしながら開発と提供を見定めていた。時間が空いてしまい、関係者やユーザーに迷惑をおかけしたと思っている。
京セラも法人分野に関しては継続的に商品を提供していくため、あくまで法人分野を中心にしながらも京セラとKDDIで幅広い議論を重ねていく予定。

Q.
TORQUEは法人で使われている感じがするが、そのあたりから声があったのか。ユーザー割合的にはどうなのか。
A.
具体的な数字は控えるがやはり法人で多く使われている。法人個人の比率は半々。

Q.
日本のメーカーが次々撤退している中だが、タフネスモデルはどこまで続けていきたいか。
A.
新商品を出したばかりなので、とりあえずG06の販売に力を入れるつもり。
タフネスの分野においても昔から根強いファンがいるし、法人からもクオリティの高い商品を求められており、その使命に応える。要望がある限り継続するつもりで、メーカーとも議論を重ねながら展開する。

Q.
高耐久でもアウトドアと工事現場や配送などでは少しニーズが異なる、アプリなども含めそのあたりバランスはどうか。
A.
確かに最終的に求められるものは変わっている。カラーも法人からは黒がいいとされるが、個人からはカラフルさが求められている。エンターテイメント(カメラなど)は個人ユーザーへのメッセージ。
法人は企業によって要望が異なるため、色々議論を重ねている。京セラ的には別の高耐久モデルの提案もあったが、コスト面の課題があるもののTORQUEの開発に至った。

Q.
発売時期について確認したい。京セラの撤退があったからなのか、それとも元々この時期だったのか。狙っているのか話し合いの末なのか。
A.
元々予定していたタイミングが今。夏のアウトドア需要も把握しているが、冬でもアウトドア需要はあると認識。

Q.
前回はColemanモデルなどもあったが今回は2色なのか。
A.
色々検討はしたが最終的に最も人気のある黒赤の2種類に絞った。

Q.
KDDIのタフネスモデルはカシオから京セラへパートナーメーカーを変えながら20年以上続いてきたが、今はキャリア自身で企画するモデルがなくなってきている。例えばSamsungの「Galaxy Xcover」など、すでにあるタフネスモデルを京セラ以外から取ってくる発想はなかったのか。
A.
京セラは年々法人に力を入れているため、法人向けにも提供する今回においてはベストなパートナーだと感じる。TORQUEシリーズも来年10周年を迎え、「G'zOne」シリーズに負けず劣らず人気で根強いファンがいる。今後も京セラと議論を重ねていきたい。

Q.
TORQUEには根強いファンがおり、そうしたユーザーととのコミュニケーションを大事にしてきたと思うが、今後も続けていくのか?
A.
今年からコミュニティサイトの「TORQUE STYLE」が新しくなり、ユーザーとの双方向のコミュニケーションができるようになった。今後もサイトやイベントを通して、より密にコミュニケーションをとっていくことを継続していきたい。

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