スライドできる巻き取り型ディスプレイや3つ折りスマホなど、革新的なコンセプトモデルを多数発表してきたSamsung。
折りたたみディスプレイの活用方法がさらに広がりそうなスマホを開発中のようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Samsungは「Flex In & Out Flip」という名前の折りたたみスマホ試作機を公開したそうです。
これはアメリカで1月10日から開催される世界最大のテクノロジー見本市「CES 2024」で発表されたもので、「Galaxy Z Flip5」と同じ6.7インチのディスプレイを内側にも外側にも折りたたむことができるとのこと。
画面を後ろに曲げて完全に閉じることで、内部ディスプレイを背面サブ画面のように使うことができ、Androidのクイック設定やメディアの再生・停止なども行えます。
内側と外側で同じ画面が使えるため個別にカスタマイズする必要もなく、手のひらサイズに畳んでアプリの使用や通知の確認など便利な使い方も考えられそうです。
同社は去年1月にも360度折りたためる横開き型スマホの試作機を公開しており、今回のモデルはその技術を活用したものとみられています。
ほかにも、上部がエッジディスプレイのように湾曲しており天気などの情報を確認できる折りたたみスマホ「Flex Liple」も展示されていたとのこと。
また、最大5倍に伸縮する巻きとり式ディスプレイ「Rollable Flex」などもあったそうです。
「折りたたみ」「巻き取り」「湾曲」など多種多様なディスプレイを開発し、未来のスマートデバイスの可能性を常に模索し続けるSamsung。
コンセプト段階のため実際の製品として発売するかは未定であるものの、Galaxy Z Fold/Flipの次に登場する画期的製品として期待できそうです。
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