360度折りたためるスマホ向けディスプレイをサムスンが開発、水滴型ヒンジ採用で山折り谷折りも自由自在に



折りたたみスマホのゲームチェンジャーとなりうる試作機をサムスンがお披露目しました。

折り方を変えれば内側メインディスプレイにも、背面サブディスプレイにもなるという新技術が搭載されています。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、サムスンは新型の折りたたみディスプレイとヒンジを搭載したスマホの試作機を公開したそうです。

これはアメリカで行われた世界最大のテクノロジー展示会「CES 2023」で発表された、「Flex In & Out」と呼ばれるディスプレイ試作機で、360度開いて内側にも外側にも折りたたむことができるとのこと。


また「水滴」型と呼ばれるヒンジを採用することで、内側に折りたたんだときに折り目が大幅に改善されるほか、画面への負担が少なくなるとしています。


なお、今後発売とされる「Galaxy Z Fold 5」にも新設計ヒンジが搭載され、折り目を防ぎつつ完全に折りたためるようになるとされていますが、これらのディスプレイとヒンジが搭載されるかは不明。

「Galaxy Z Fold 4」には閉じた状態でも使える背面サブディスプレイが備えられていますが、外側に折りたためるのならメインディスプレイで代用できるため、従来から薄型化や軽量化も考えられます。

またメインカメラを自撮りやグループ撮影に使うなど、画面側と背面側を自由に使い分けられる画期的な折りたたみスマホになりそうで、続報が待たれます。

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