【復旧】ソフトバンクが全国で通信障害、重大事故に該当



久しぶりに大規模な通信障害が発生しています。詳細は以下から。

固定電話サービスとの通話がご利用しづらい状況について(2月19日 午後2時現在) | 個人のお客さまへのお知らせ | お知らせ | モバイル | ソフトバンク

ソフトバンク公式ページによると、2018年2月19日(月)午前9時30分ごろからソフトバンクの携帯電話と固定電話との間で、通話を利用しづらい状況が発生しているそうです。原因は通信設備の故障とのこと。

14時時点でも問題が解決していないため、今回のケースはかつて同社が他社の通信障害をあげつらった際に用いた重大事故の定義「影響利用者数3万人以上で、かつ2時間以上継続して発生したもの」に当てはまることになりそうです。


なお、ソフトバンクの通信障害に関する報告がSNSで相次いだ件について、ケータイジャーナリストの石川温氏が本日13:47時点で以下のような指摘をしており、一時は通信障害ではなく、メンテナンス工事が原因かと思われていました。


しかし前述のように、ソフトバンク自らが14時以降、ネットワーク通信障害が発生していることを公式発表したことで事態は一転。

9:30ごろから発生していたにもかかわらず、大手携帯電話情報メディア「ケータイWatch」での第一報すら16時台になった背景には、このような情報の錯綜があったようです。

・20:42追記
現時点でも14時現在の情報しか掲載されておらず、いまだ復旧していない模様。障害発生が確認されてすでに11時間が経過しています。

・21:51追記
ソフトバンクが先ほど公式ページを更新し、復旧した旨を告知しました。「東京都内の一部の固定電話との発着信において利用しづらい状況になっておりました。携帯電話間の通話には影響ありませんでした」とのこと。

「東京都内の一部の固定電話」と影響範囲が小さいかような書き方をしているものの、発着信両方に影響が出ているため、九州に住む人がケータイから当該地域にかけた場合や、当該地域から固定電話で北海道に住む人のケータイにかけた場合であっても、通話できなかった可能性は十分考えられます。

また、「週明け月曜日の朝から一部とはいえ都内で携帯電話と固定電話間での通話が利用しづらい状況」というのは、ビジネスユーザーを直撃するもので、影響は決して小さくありません。

なお、復旧日時は18時44分。チェックなどに時間を要するのは分かりますが、復旧してから2時間以上後に告知を出すのであれば、せめて暫定報などの形で進捗状況を告知した方が良かったのではないでしょうか。

・次の記事
上記通信障害は結局重大事故として処理されましたが、なんと2回目の大規模な通信障害が同じ2018年に発生してしまいました。

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