理科の時間に真空では重さにかかわらず物が落ちるスピードは同じだと習いました。本当にそうなのかの実験動画が公開されています。
真空では物が落ちるスピードは同ため、鉄球も羽毛も同時に離せば同時に下まで落下します。しかしこの地上には空気があるため、軽い羽根は空気抵抗によってフワフワと舞い降りる反面、重い鉄球はそのままズドンと落ちてきます。
この事実は学校で習っても目の前で実験をすることは非常に困難。そこでイギリスの放送局BBCはオハイオ州のNASAのSpace Power Facilityにある世界一大きな真空室を使い、この誰もが聞いたことはあってもなかなか目にすることのできない実験を行って配信し、話題になっています。
結果はどうなったのか、ぜひ以下の動画からご確認ください。巨大建造物マニアの視点からもとてもおもしろい映像です。
Brian Cox visits the world's biggest vacuum chamber - Human Universe Episode 4 Preview - BBC Two - YouTube
大気中と真空中でここまで身近に感じでいた常識が変わってしまうのはちょっと不思議ですね。
Watch A Bowling Ball And Feather Fall At The Same Rate In The World's Largest Man-Made Vacuum Chamber Geekologie
ニュートンプレス (2013-02-27)
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