現在のハイビジョン放送(1920×1080)の16倍にあたる、7680×4320という超高解像度を実現する「スーパーハイビジョン(SHV)」が次世代放送の国際規格となりました。
高解像度化だけでなく、従来よりもより滑らかで、高音質な映像を楽しむことができるようになります。
◆スーパーハイビジョン テレビの国際規格に!
~放送の早期実現に向けて大きく前進~(平成24年8月23日)
NHK放送技術研究所が公開した技術情報によると、次世代の高臨場感放送システムとして研究開発を進めている「スーパーハイビジョン(SHV)」の仕様がテレビの国際規格として承認されたそうです。
今回承認されたスーパーハイビジョンの規格は3300万画素(7680×4320)の超高精細映像と22.2マルチチャンネルの3次元音響で構成されたもので、さらに1秒あたりのフレーム数を120フレームにまで引き上げ。
これにより大画面・超高精細度テレビで課題となっていた速く動く被写体の「動きぼやけ」を低減することが可能となっています。
また、実物に近い色再現が可能となるよう、色域も拡張。
かつてアナログハイビジョン「MUSE方式」を開発したものの、国際規格として採用されることはなかったNHKですが、ようやく悲願を達成したというところでしょうか。
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