初のLTE対応「Xperia GX SO-04D」レビュー、ウォークマンも取り込んで完成度はさらに向上


本日NTTドコモが2012年夏モデルとして発表した、「Xperia GX SO-04D」のレビューをお届けします。

今年春に発売された「Xperia acro HD」から、「ソニーのすべてをつぎ込んだスマートフォン」という色合いをさらに強めている感のあるXperiaシリーズですが、「Xperia GX SO-04D」ではウォークマン機能をより強化。完成度はさらに向上しています。


「Xperia GX SO-04D」本体。「クリアブラックパネル」や「モバイルブラビアエンジン」を採用した約4.6インチHD(1280×720)の「Reality Display」を搭載。CPUはクアルコムの第4世代Snapdragon「MSM8960(1.5GHz、デュアルコア)」で、第3世代のものを採用していた「Xperia acro HD」よりも進化。130万画素前面カメラを備え、Xiに対応したAndroid 4.0スマートフォンで、ワンセグや赤外線通信には非対応。

背面には暗いところでもキレイに撮影できる裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を採用した1300万画素カメラ。

バッテリー容量はスマートフォンとしてはやや大きめの部類にギリギリ入る1700mAh。防水機能を実現した「Xperia acro HD」と異なり、バッテリー交換が可能です。

Xperia arcで好評だったarc形状を採用。持ちやすくなっています。

カラーバリエーションは2色

そしてウォークマンアプリ。

クリアオーディオテクノロジーやバーチャルサラウンド技術(VPT)などこだわりの音質に加えて、再生中の音楽を独自に解析しさまざまなイメージで画面を彩ることができるビジュアライザーを新たに搭載しています。

ビジュアライザーを搭載したXperia GX - YouTube


操作してみたところ。特に引っかかりを感じることもなく、スルスルと操作可能に。もともと完成度が高いXperiaシリーズですが、最新のデュアルコアCPUを搭載することで、さらに満足できる操作感に。

Xperia GXのホーム・メニュー画面 - YouTube


対応クレードル

背面には充電などに用いるmicroUSBコネクタとHDMI端子があります。

実際に液晶テレビに繋いでみたところ

液晶テレビとの接続機能はXperia acro HDに搭載されていましたが、Xperia GXも対応。HDMIリンクを活用してリモコンで操作できるほか、Bluetoothキーボードなどでも操作可能です。

Xperia GXを液晶テレビに接続01 - YouTube


Xperia GXを液晶テレビに接続02 - YouTube


テレビ接続時は専用のUIに切り替わります。

Linuxを搭載することで「Webtop」を利用できるMotorola製スマートフォンほどではありませんが、液晶テレビと接続することで撮影した写真や動画、メール、ブラウジングなどをパソコンライクな操作性で楽しむことができます。

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