「Xperia Z SO-02E」「Xperia Tablet Z SO-03E」登場でNTTドコモの2013年春モデル発表会が沸く中、ひときわ異彩を放っていた折りたたみ式2画面スマートフォン「MEDIAS W N-05E」。
画面を内側では無く外側に折りたたむという、ある種キワモノ的な扱いの端末ですが、その魅力が一目で分かるムービーでのレビューをお届けします。詳細は以下から。
これが「MEDIAS W N-05E」本体。このように2枚の画面それぞれで違うことができるというのが特徴です。
そしてこのように2枚のディスプレイを1つの画面として使うことも可能。
MEDIAS W N-05Eの2画面を1画面として使ってみた - YouTube
ただし背面がフラットでないため、置いて使うのはあまりオススメできません。
開いて置くとやや使いづらいMEDIAS W N-05E - YouTube
ここまでだと「コンセプトは面白いけど、魅力があるかは微妙」という気持ちになりそうですが、以下のデモムービーを見ると、「MEDIAS W N-05E」の魅力が分かるようになるかもしれません。また、「向かい合って座っている相手と一緒に同じ動画を楽しむ」というシチュエーションを想定し、動画再生中に1画面のみの動画再生とそれぞれでの画面での再生を切り替えてみました。
MEDIAS W N-05Eの魅力が一目で分かるムービー - YouTube
デモムービーの内容を一部だけ解説。まず「MEDIAS W N-05E」には画面の下半分をQWERTYキーボードにして、快適なタイピングを楽しめるという機能があります。
このように半分閉じることで動画や写真を楽しめるスタンドスタイルも可能。
メールも件名一覧と本文を表示する画面を分けることで、より快適に。
ギャラリーが使える2画面用アプリ「Utility Apps」によって別のアプリと同時にメモやブラウザを利用できます。
2つの画面で別々のサイトを閲覧可能。
スマートフォンとタブレットの「いいとこ取り」を目指したのが「MEDIAS W N-05E」です。
2013年春モデルがほぼクアッドコアCPU、2GBメモリ、国内向け機能や防水・防塵機能搭載モデルで占められる中、デュアルコアCPU搭載でメモリも1GB、国内向け機能や防水機能も無いという、あまりスペックに恵まれていない「MEDIAS W N-05E」。
しかしながらこのコンセプトはなかなか面白く、今回が実験的な位置付けのモデルなのであれば、是非発展系も見てみたいわけですが、はたして1代限りとなるのでしょうか……?
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