Android、Windows Phone、iPhoneと各種プラットフォームを揃えた国内唯一の携帯電話会社であるKDDIが「Firefox OS」採用のスマートフォン発売を検討していることが明らかになりました。
KDDI、スマホに「ファイヤーフォックスOS」を検討:日刊工業新聞
日刊工業新聞社の報道によると、KDDIの田中孝司社長が「Firefox OS」を採用したスマートフォンを今後1~2年で発売する方向で検討中であることを改めてコメントしたそうです。
「Firefox OS」はMozilla財団が開発中のモバイル向けOSで、HTML5と親和性が高く、ソフトウェアの開発および流通機構も広く開放される見通し。また、同社が展開する起業家支援事業でHTML5開発者を募ることも発表したとされています。
Firefox OS
ちなみに「Firefox OS」は携帯電話会社や端末メーカーによるユーザーインターフェースや提供するアプリの管理、課金システムなどを利用できるOSで、iOSやWindows Phoneのように独自のサービスを組み込みづらいといった問題も少ないとのこと。
さらにHTML5とMozillaが提案する新しい標準APIを使えば、もはやプラットフォーム固有のネイティブなAPIを学んで開発する必要なしにアプリケーションを開発できるなど、携帯電話会社やアプリ開発者にとって優しいというメリットがあります。
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