「AQUOS Phone es WX04SH」レビュー、初のPHSデータ通信対応モデルに

本日ウィルコムが行った新商品・新サービス発表会において、シャープ初となるPHS対応Androidスマートフォン「AQUOS Phone es WX04SH」が発表されました。

「W-ZERO3」シリーズの再来を期待する声もむなしく、ごく一般的な形状のモデルとなっていますが、なんとAndroidスマートフォン初となるPHSデータ通信に対応しています。

「AQUOS Phone es WX04SH」本体。約4.0インチフルワイドVGA(854×480)液晶、第4世代Snapdragon「MSM8260A(デュアルコア、1.5GHz)」、1GB RAMなどを搭載し、ソフトバンクモバイルが提供する下り最大42MbpsのDC-HSDPAやプラチナバンドの3G、そしてPHSに対応しています。

背面には500万画素カメラ。

右側面、左側面、上部、下部




カラーバリエーションは6色。同モデルはソフトバンクの2013年夏モデル「AQUOS PHONE ss 205SH」から放射線測定機能とAXGPを抜き、そこにPHSを足したもので、カラーバリエーションはウィルコム独自のものを採用しています。


【ウィルコム】AQUOS PHONE es WX04SHをざっと触ってみた – YouTube

そして「AQUOS Phone es WX04SH」の最大の強みとなるのが、上下最大408kbpsのPHSデータ通信に対応しているという点。パケット代月額2980円の「ウィルコムプランLite」契約で1GBの通信量制限を使い切ってしまった場合でも、PHSデータ通信を利用すれば128kbpsよりも高速なデータ通信を利用できます。

なお、AQUOS Phone es WX04SHの発売は9月を予定しています。

・AQUOS Phone es WX04SH(シャープ製)
ディスプレイ:約4.0インチフルワイドVGA(854×480)液晶
CPU:第4世代Snapdragon「MSM8260A(デュアルコア、1.5GHz)」
メモリ:1GB RAM、16GB ROM
背面カメラ:500万画素
フロントカメラ:30万画素
バッテリー容量:2080mAh
OS:Android 4.1
備考:防水対応、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線搭載

ウィルコム(WILLCOM)
http://www.willcom-inc.com/ja/index.html

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