悲しい時、嬉しい時、流した涙もいつかは乾くもの。そこで乾いた涙を顕微鏡で見てみると、まるで前衛芸術のような不思議な模様が浮かび上がってきました。
写真家のRose-Lynn Fisherさんは2010年に電子顕微鏡を用いてミツバチを撮影した写真集を発表して話題となっていましたが、彼女が次に被写体に選んだのは人間の涙でした。
ミクロの世界を知った彼女は自分の肉眼で見ている世界は氷山の一角にすぎないと考えるようになり、ふと思いついたのが「涙をミクロの世界までクローズアップしたらどう見えるんだろう?」ということ。
そして撮影されたのが以下のような不思議な図形。前衛芸術のようにも、空撮された地形のようにも見えます。これらは結晶化された塩分を始めとする化学物質の織りなす紋様です。
あなたの流した涙はどんな模様を織り成すことになるのでしょうか?
The Microscopic Structures of Dried Human Tears Collage of Arts and Sciences
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