なぜか渋谷発、大都会岡山の不思議なソウルフード「えびめし」を食べてきました

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岡山県といえば桃太郎。桃太郎といえばきび団子。ですが岡山県民のソウルフードといえば「えびめし」なのです。ちょっと馴染みのないこの食べ物、一体どんなものなのか食べに行ってみました。

「えびめし」声に出してみるとなんとも不思議な響きです。「鯛めし」のような和風なご飯を想像しそうですが、これが全然違います。非常に濃いこげ茶色のえびの入ったピラフというと少しは近いかもしれません。これが岡山県民が子供の頃から慣れ親しんだソウルフードなのです。

しかもこのえびめし、発祥が一風変わっています。実はえびめしが誕生したのは東京の渋谷でした。実は渋谷のカレーの老舗「いんでいら」のメニューだったえびめしを、ここで修行していた岡山県出身の出井達海さんが岡山に持ち帰ったのが後の岡山名物となるえびめしでした。

渋谷では目立たなかったメニューだったものが岡山で大ブレイク。現在は株式会社いんでいらとして3店舗の直営店を持ち、独立した弟子たちが岡山を中心に50店舗以上を展開、岡山県民のソウルフードと呼ばれるまでに浸透していきました。

今回訪れたのはその直営店「えびめしや 万成店」。ランチタイムとあって岡山県民の皆さんで大いに賑わっていました。


えびめし以外にもファミリーレストラン的にいろいろなメニューを楽しめますが、やはり目的はえびめしです。


まずはこちら。天使のエビフライプレート(980円)。エビにエビを重ねてくるエビエビしさには清々しささえ感じます。


そしてポークカツと白身魚のムニエルの週変りランチをえびめし替え(1000円)でオーダー。


待っている間に同行した岡山県民に勧められたのはこちらの「感謝の一品」シリーズ。なんとどれも99円。その中でも美味しいと評判の「えびめしや風野菜たっぷりポトフ」を追加します。


まず運ばれてきたのはこちらのポトフ。99円とは思えないほど野菜たっぷりです。トマトのコクに野菜の旨味がしっかりと乗って濃厚で満足感のあるスープ。これはお得です。


そしてやってきました。これがえびめし。ぱっと見驚くほどこげ茶色です。細切りの卵焼きがかけられていて鮮やかなコントラスト。


中にころっとえびが隠れています。味はこれまたびっくりの優しくふんわりとしたテイスト。ピラフに近いのですが、えびの香りがただよい、柔らかなしょっぱさに甘みとコクが上品に絡み、しっとりとした食感で飽きずにどんどん進みます。


食べた瞬間のインパクト以上に食べているうちに癖になる味。繰り返し何度でも食べたくなるタイプです。ソウルフードというのはまさに言い得て妙。

週替わりランチのおかずはこちら。ファミレス系洋食の基本をしっかりと押さえたボリュームのある盛り。えびめしとの相性も抜群です。


そしてこちらが天使のエビフライプレート。ワンプレートまるごとえび尽くしの豪華さ。カリッとしたエビフライとタルタルソースが絶妙の取り合わせで非常に美味。えびめしとの相性もとてもよく、飽きさせないひと皿です。


筆者たちが食べている間も店内は家族連れやグループ、カップルで常に賑わっている状態。本当に愛されて日常風景として溶け込んでいるのを身をもって味わわせていただきました。

シンプルさの中に味わい深さの潜むえびめし、岡山を訪れる時があればチャレンジしてみてください。



「えびめしや 万成店」
岡山市万成西2-53
TEL:086(251)6221

AM11:00~PM11:00

えびめしや 万成店(岡山市)のHP
えびめしや 万成店 - 備前三門 洋食 [食べログ]






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