Huaweiが新プロセッサ「Kirin 620」発表、格安スマホがさらに高性能に



格安SIMフリースマホで日本市場で本格参入を進めるHuaweiが自社スマホ向けプロセッサを刷新しました。詳細は以下から。

「Kirin620」の詳細。28nmプロセスで製造され、CPUにARM Cortex-A53(1.2GHz、8コア)、1080p・30fpsのフルHD動画の録画再生可能なGPU(Mali450MP4)を採用。下り最大150MbpsのLTEに対応したほか、次世代音声通話「VoLTE(eSRVCCで3G回線へも切り替え可)」もサポートしています。



ワンチップにCPU、GPU、モデムが統合されています。


RM、MKV、MPEG4、FLV、MOV、ASF、WMV、AVI、3GP、3G2、TSといったさまざまな形式の動画を再生できます。


対応する通信方式はFDD-LTE、TD-LTE、W-CDMA、TD-SCDMA、GSMの5種類。日本では従来通りNTTドコモ、ソフトバンク網に対応します。


なお、Kirin 620はクロック数や64ビット対応という点でもQualcommのエントリースマホ向けプロセッサ「Snapdragon 410」とほぼ同様の性能ですが、4コアではなく8コアという点にアドバンテージがあるとのこと。

また、エントリーモデルのスマホでもVoLTEを利用できるようになるため、2015年はVoLTEの本格普及が期待できます。

手机的微博_微博

Huawei launches Kirin 620 octa-core, 64-bit processor - Liliputing

KIRIN 620 el nuevo SoC Octa Core de 64 Bits de Huawei | AndroidPC.es

・関連記事
格安スマホさらに進化へ、1万円台・フルHD液晶搭載が当たり前に | BUZZAP!(バザップ!)

Snapdragonに対抗、スマホ低迷で苦しむSamsungが完全自社製プロセッサを開発へ | BUZZAP!(バザップ!)

Xperia Z4およびXperia Z4 Ultraは2015年初頭に正式発表へ、スペック下方修正も | BUZZAP!(バザップ!)

やはり日本市場は特殊?世界のスマホで主流の解像度が明らかに | BUZZAP!(バザップ!)

モバイルで大赤字のIntel、タブレットへの補助金を継続へ | BUZZAP!(バザップ!)

フォローして最新情報を手に入れよう

モバイルの人気記事

  1. 「Galaxy M54」電撃発表、120Hz対応6.7インチ有機ELに1億画素カメラや6000mAhバッテリー搭載でA54の完全上位互換に
  2. ゲームを遊べる格安タブレット「Alldocube iPlay 50 Pro」登場、ほぼ2万円で8GBメモリやステレオスピーカーを備えた動画視聴やカーナビにも使える高性能SIMフリーモデルに
  3. 一括1円が大反響だったソフトバンク「Lenovo TAB6」が処分セール、格安5Gタブレット再来も微妙すぎる内容に
  4. 【速報】4万円台になった「POCO F4 GT」さらに値下げ、20万円級の超高性能で美麗有機ELや高音質スピーカー搭載のゲーミング格安スマホに
  5. クレカサイズの新型モバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro CABLE」発売、10000mAhで2台同時充電もできるLightning内蔵のケーブル一体型モデル

モバイルに関連した楽天商品ランキング