モバイルWi-Fiルーターやデータ通信端末、みまもりケータイ、みまもりGPSなど、主にソフトバンク向けに通信端末を供給してきたZTEが、日本の格安スマホ市場に本格参入することになりました。
エントリーモデルにとどまらず、ハイエンド機投入も視野に入れており、一気に展開を進めることになります。詳細は以下から。
日本経済新聞社の報道によると、中国メーカーのZTEが日本の格安スマホ市場に本格参入するそうです。
これはソフトバンク向けエントリーモデル「STAR7」以来、実に3年ぶりとなる「ZTE Blade Vec 4G」を昨年秋に投入したところ、売れ行きが堅調だったことを受けたもの。まずは新機種「Blade S6」を4月に発売し、その後ハイエンドモデルを含む複数の機種を投入するとしています。
「Blade S6」本体。本体の薄型化に貢献するインセル方式を採用した5.0インチHD(1280×720)IPS液晶、Snapdragon 615(8コア)、2GB RAM、500万画素前面カメラ、Android 5.0を採用。ミドルレンジに相当するモデルです。
背面には1300万画素カメラと2400mAhバッテリーを搭載。日本国内で利用できるネットワークは900MHz、2.1GHzのW-CDMAと、900MHz、1.7GHz、2.1GHzのLTEのみとなります。
薄さは7.7mm
なお、日本人にとってあまり耳慣れないメーカーとは思われますが、ZTEはモバイルWi-Fiルーター「SoftBank 303ZT、304ZT」において、TD-LTE(AXGP)方式でのキャリアアグリゲーション(CA)を国内で初めて実現。
「Speed Wi-Fi NEXT W01」においてTD-LTE(WiMAX 2+)方式で国内初のCAを実現したHuawei同様、携帯電話やデータ通信端末、基地局などのソリューションを一括で携帯電話事業者に提供でき、第5世代携帯電話(5G)の技術開発に携わる世界有数のメーカーです。
中国ZTE、日本の格安スマホに本格参入 :日本経済新聞
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