電子音楽の世界を詰め込んだ「テクノミュージアム」がフランクフルトに開設へ


クラフトワークやYMOから脈々と現代へと至る電子音楽、その黎明期から現代までの多岐に渡る変遷を知ることのできるミュージアムが開設されることになりました。

電子音楽の源流のひとつでもあるクラフトワークを生んだドイツ。そのドイツのフランクフルトに電子音楽の発祥から現在、未来を詰め込んだ「テクノミュージアム」が開設されることが明らかになりました。

このミュージアムの正式名称は「Museum Of Modern Electric Music(MOMEM)」。Talla 2XLCというアーティスト名で知られるAndreas Tomallaの着想によるものです。


ここは単なるギャラリーではなく「世界の『電子的な』位相への感受性を開かせる経験を可能とする場所」であるとのことで、電子音楽はもちろん、それにまつわるグラフィックデザイン、歴史や影響、世界的なムーヴメント、ファッション、クラブカルチャー、建造物などについて知ることができます。

さらに、ここではライヴイベントやDJワークショップなども開催される予定であるとのこと。さらに新しい試みがここから生み出されることになるのでしょうか。非常に楽しみです。

Europe's first techno museum to open in Germany Pulse Radio

20 years of dj'ing
20 years of dj'ing
posted with amazlet at 15.04.22
Talla 2XLC
Import

・関連記事
ダンス規制もなくならない?現在の風営法改正案は危険な「改悪」になるとして緊急オンライン署名が開始 | BUZZAP!(バザップ!)

スーパーマーケットが丸ごとダンスフロアに、アムステルダムで「ディスコ・ショッピング」が開催へ | BUZZAP!(バザップ!)

飛行機の機内の雑音をサンプリングしてダンスミュージックを作るとこうなる | BUZZAP!(バザップ!)

ハンガリーとトランシルヴァニアの伝統的な刺繍パターンを音楽に変換すると聴いたことのない音楽が生まれる | BUZZAP!(バザップ!)

シンセサイザーもびっくりの宇宙的音響を奏でられるオリジナルのアコースティック楽器 | BUZZAP!(バザップ!)