天然水かき氷の本場、日光のかき氷の最新情報を食べ歩いて調べてきました


2年前の記事ながら現在人気記事の3位に位置している日光の天然氷を使ったかき氷のレポート。せっかくなので2015年の最新情報を現地でチェックしてきました。

毎年猛暑が襲い来るようになってしまった日本列島。気温が30度を超えると食べたくなるのがかき氷です。そんなかき氷の中でもひときわ人気なのが天然氷を使ったかき氷。湧き水を飲んでいるようなふんわりとした甘みがあり、もりもり食べても頭がキーンと痛くならないのが特徴です。

以前お伝えしたように、現在天然氷を扱う氷室は日本に5つしか残っておらず、そのうち3つが栃木県の日光に集中していることから、日光がにわかにかき氷の名所として知られるようになりました。

2013年は日光駅前を中心にレポートしましたが、今回は駅前に始まってもう少し範囲を広げてみました。

かき氷の激戦区となった日光駅前で、話題の日光天然氷のかき氷を食べ歩いてきました | BUZZAP!(バザップ!)

まず最初に訪れたのは東武日光駅の目の前にある「日光パークロッジ東武駅前」1階のカフェ。巨大な「日光天然氷」という看板が目を引きます。

ビジネスホテル風にも見えますが、応対してくれた店員さんは外国人。なんとなく海外のゲストハウスを思わせるフランクさで、好きな人は好きだろうなというタイプのお店。いろいろ不思議なメニューもありましたが、こちらで頼んだのはちょっとオーソドックスにマンゴーかき氷(680円)。

盛りはかなりのもの。シロップもふんだんにかけてくれています。これがまた甘味と酸味のバランスが良く、暑い昼間にぴったりでした。

次に訪れたのはおまんじゅう屋さんとして有名な湯沢屋に併設されたお茶屋さんの「湯沢屋茶寮」。東武日光駅から東照宮方面に10分ほど歩いたところにあります。

お店の中は和の雰囲気で統一されています。

和スイーツが並ぶ中にあずきと抹茶、練乳を使った特製和風かき氷(720円)が。もちろんこれをオーダーしてみます。

なんという豪勢さ!細かくシェーブされた氷にたっぷりと抹茶、あずき、練乳がかかっています。抑えめな甘さが氷の風味を邪魔せず、しっかりと味わわせてくれます。

そして最後に訪れたのが日光東照宮の西側、二荒山神社に向かう道の途中にある「お休みどころ吉澤」です。木々に囲まれたロケーションと昭和を感じる懐かしい店構えが素敵です。

昔ながらのかき氷器を使って作ります。今回オーダーしたのは「自家製うめソース」。

こちらです。器は小振りですが山盛り。全体にうめソースがかかっている他、てっぺんには甘酸っぱく漬けた梅が乗っています。

このうめソースがとにかく個人的に大ヒットでした。甘味と酸味がしっかりと感じられ、それでいて氷の旨味を邪魔しないバランスです。派手さこそないものの、味に深みがあり、梅の風味を感じることができます。途中で梅をかじるのですが、そのワンクッションもまたよいです。


一昨年のお店に加えていろいろな天然氷かき氷のチョイスが増えているように感じました。まだまだ素敵なお店が隠れている可能性もあるので、夏の間に日光に旅行を考えている方は探してみるのも楽しそうです。

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