脳が惑わされる!?白黒写真が完全フルカラーに見えてしまう不思議

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目に見えているものだけが真実なのではありません。ちょっとしたトリックが私たちの感覚を狂わせてしまうのです。詳細は以下から。

あなたが今見ているものは本当に見ている通りのものでしょうか?哲学的な問いに聞こえるかもしれませんが、感覚もあなたを惑わせることがあるのです。

まずはこの動画の説明に従ってネガポジ反転したような画像の真ん中の青い点をじっと見つめてみてください。

Trick your brain black and white photo turns to colour! - Colour The Spectrum of Science - BBC - YouTube


これは人間の目の網膜に存在する2種類の光受容体のひとつ、色覚を司る錐体細胞のしわざです。人間の錐体細胞には赤錐体、緑錐体、青錐体の3種類が存在しており、いわゆるRGBの3色型色覚を持っています。

そしてそれらの錐体細胞はひとつの強い色彩に長時間さらされると反応過多となって慣れてしまい、無反応となっていきます。この際一時的にその部分では2種類の錐体細胞のみが有効に働いている状態となり、補色(赤ならば緑、青ならば黄色)が強く見えるようになっています。

その状態で白黒写真を見た場合、本来ならば全ての波長を含む白が最初のネガポジ反転画像の補色を見せることで、フルカラーに見えてしまうということになります。

人間が一番頼っている視覚ですら簡単に惑わされてしまうもの。意外とあなたが信頼している感覚も盤石ではないのかもしれません。

This Image Can Trick Your Brain And Make You See It In Color IFLScience

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