「あると便利、だけどあまり使い物にならないこともある」
そんな公衆無線LANスポットが、久しぶりに大きな進化を迎えるかもしれません。詳細は以下から。
KDDIのプレスリリースによると、同社とQualcomm Technologies, Inc.、ラッカスネットワークス、シャープが国際標準技術の公衆無線LAN向け認証プログラム「Wi-Fi CERTIFIED Vantage」に基づいた品質改善技術のフィールドトライアルを東京都渋谷区にある「au Wi-Fi SPOT」の一部エリアで実施し、世界で初めて成功したそうです。
今回実証された品質改善技術は「混雑時の通信効率を改善する技術」「電波が不安定な状況において接続しない技術」「公衆無線LANへの接続時間を短縮する技術」の3つから構成。
フィールドトライアルの結果、Wi-Fiに接続するまでの速度が最大10倍に向上したほか、従来よりも通信効率が30%改善したことが実証されたとしています。
この結果を受け、KDDIは「au Wi-Fi SPOT」をより快適に利用できるようにするため、将来の「Wi-Fi CERTIFIED Vantage」の商用導入を検討するほか、さらなる品質向上に向けて取り組んでいくとしています。
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