ファーウェイ問題をたきつけた深田萌絵さんによる、中国の恐るべき陰謀に関するツイートの数々をご覧下さい


昨年末にフジがぶち上げた「Huawei製品を分解してみたら余計なものが見つかった」という報道の際にも積極的にコメントするなどしていた自称・ITビジネスアナリストの深田萌絵さん。

彼女のツイートをたどってみると、中国の恐るべき陰謀の数々が見えてきました。詳細は以下から。

深田萌絵さんのツイッター。公式ブログではITビジネスアナリスト、ツイッターでは『オトナの男に「ニャー」言わす悪い女41歳』を自称しています。

とりあえず2016年のツイートから。「LINEのIDとパスワードが中国人に渡ってプリカ詐欺が始まった」と主張する深田萌絵さん。筆者の周りではIDやパスを使い回していた人などが引っかかっていた印象ですが、新説です。

「鴻海が中国人を10万人大阪に移住させる」と訴えていましたが、大阪に10万人もの中国人が移住したという話は寡聞にして存じません。

2018年にはカフェで隣の中国人が「奈良で7000軒の一軒家を買って転売する」と悪巧みしていたことを証言しています。なにゆえ奈良県で……

中国の秘密警察に捕まりそうになったエピソードも披露。秘密警察の人たち、その程度で見逃してくれるほどお茶目なんですね。

そして2019年。本を発売したところマンションの出入り口を中国人がビデオカメラで撮影していたそうです。

深田さんが手がけた「日本のIT産業が中国に盗まれている」という本。「中国は技術泥棒」「日本のIT技術が中国に」「通信インフラやスマホを通して通信傍受」とした上で、「ITへの無知が国を滅ぼす」とうたっています。

4G以降の通信技術で中国や韓国に完敗しスマホも虫の息、パソコンどころか家電事業すら中国や台湾に売り渡し、AIなど先端分野の研究すら後塵を拝しつつある日本。

メーカー各社の栄枯盛衰を見てきた筆者からすると、ITに対して無知なのは本当は誰なのか……という気がしなくもありませんが、ものすごいのがここからのツイート。

中国がオリンピックの偽通行証を印刷すべく、日本の印刷会社から印刷機を購入したそうです。偽造した通行証で通れるほど入場ゲートはザルなのでしょうか。

もし本当に悪巧みをしている人がいたとして、その目的や方法をわざわざ現場で、しかも人に聞こえる声で懇切丁寧に解説しますかね……

そして最も不思議なのが「中国人が陰謀の内容を懇切丁寧に解説する現場に深田さんがたびたび出くわす」という点。筆者もラーメン屋やカフェに行きますが、残念ながら一度もお目にかかったことがありません。

極めつけが実在の裁判官を写真付きで中国のスパイ認定している点。名誉棄損のおそれすらあります。

フジサンケイグループのラジオ局・ニッポン放送で「Huaweiがイラン人と共謀して日本の通信衛星にハッキングしようとしている現場に出くわした」と証言した深田さん。

深田)そうですね。6年前にファーウェイが日本の衛星にハッキングしようとしている現場に出くわしてしまって。そのときにイラン人と共謀して日本の衛星通信をハッキングしようとしていたので、一応、総務省や警察に通報はしたのですが、「衛星ってハッキングされたらいけないのですかね?」というような反応だったので、仕方がないからFBIに通報したのです。それがきっかけでファーウェイを告発してから6年が経ち、その間もすごい嫌がらせがたくさんあったのですよ。

どういうシチュエーションで出くわしたのか、どうして中国の軍でなく民間の会社が通信衛星にハッキングを仕掛けるのか、仮に中東系の人が現場にいたとして、それはイラン人と見分けられるものなのか……

冷静に考えても疑問は尽きませんが、彼女の周辺では中国の恐るべき陰謀が頻繁に露見しているようです。

・10/23 12:00追記
以下のツイートについて、読者からコメント欄で「印刷機を買うなら印刷機メーカーからだろ?コピーじゃないんだし、印刷の元版無しでどうやって印刷するんだ?」という至極まっとうなツッコミが入りました。確かに、機械を買えばそれで済むというわけではありません。

ITビジネスに詳しければ決して口にしないであろう「半導体製造装置を半導体メーカーから買う」と同じ理屈ですね。

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