一部のハイエンドスマホに実装されている「ぬるぬる表示するディスプレイ」が、5Gスマホでは当たり前になるようです。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道(1、2)によると、5Gスマホでは倍速表示できるディスプレイがトレンドになる可能性があると業界関係者が明かしたそうです。
これはユーザー体験を向上させるため、従来の60Hzから120Hzないし90Hzの倍速表示が可能なディスプレイをスマホに採用するというもの。
なお、今冬発売予定の「AQUOS zero2」は倍速表示(120Hz)に黒フレームを挿入することで「4倍速表示」を実現した、シャープ独自開発の有機ELディスプレイを一足先に搭載。
高速でスクロールしても文字がガタガタにならないどころか……
ミリシタ(音ゲー)がめちゃくちゃヌルヌル動きます。
常に目に触れる部分であるため、5Gで得られる「通信速度やレスポンスの向上」よりも遙かに分かりやすく、ユーザー体験を向上させられる倍速ディスプレイ。
残念ながらiPhoneが2020年に5G対応モデルを発売するかどうか、倍速ディスプレイを表示するかどうかは不明ですが、他社がこぞって採用し始めると「iPhoneだけガクガク表示」となりかねないため、追従せざるを得なくなる部分もあります。
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