ダレカガナカニイル…？謎のポストイットを自室で発見、そこからたどり着いた身震いする真相

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誰か見ているような気がする、部屋に見覚えのない変化がある。もしかしたらその原因はこれかもしれません。詳細は以下から。

英語圏の人気ソーシャルニュースサイトRedditのとあるユーザーは、ある日自分の机の上に見知らぬ黄色いポストイットが貼られているのを見つけました。

そこには手書きで自分のしなければいけない用事が掛かれていましたが、その内容は文字通り「誰にも話していない」ことでした。

その筆跡は自分のものには見えなかったものの、ユーザー氏は「もしかしたら眠っている最中にたまたま起き出して寝ぼけながら書いたからそう思うのかもしれない」と思って捨ててしまいました。

ですがこれは始まりに過ぎませんでした。その4日後、今度はデスクチェアーの背に同じ手書きのポストイットが貼られていたのです。ユーザー氏はパニックになりながらも、他に他人が侵入した形跡が見当たらなかったことから、部屋にウェブカムを仕掛けることにしました。

このウェブカムは机に設置され、セキュリティカメラアプリでモーション検知で撮影が行われるように設定されました。

ですがさらに10日ほど経ったある日、ユーザー氏は別のポストイットを発見して恐怖に震えます。そこには「大家はあなたと話をさせてくれないけれど、大切な話がある（Our landlord isn't letting me talk to you, but it's important we do）」と書かれていたのです。

ユーザー氏はPCからウェブカムの映像を調べましたが、そこには何の記録もなく、PCのゴミ箱も空っぽのままでした。そしてさらに3日後、ポストイットはユーザー氏の部屋のドアの外と、集合住宅の他のあちこちのドアに貼られていたのです。

いったい法的措置はできるのだろうかとユーザー氏は頭を抱えます。ポストイット以外にはなんらこの怪現象の証拠はなく、しかもそれは自分のポストイットで、自分のペンで文字が掛かれているのです。自作自演と思われても仕方のないシチュエーションです。

ここでユーザー氏はRedditに「同じ敷地に住んでる大家さんに相談した方がいいのだろうか？」と質問を投げかけます。

ユーザー氏は大家が文字を書いた入居時の書類を見つけてきて筆跡が「同一」だと判断しましたが、「大家はあなたと話をさせてくれないけれど、大切な話がある」との文章とは齟齬があります。Reddit上では喧々諤々の混乱した議論が続きましたが、そこでとあるひとりが疑問を呈します。

君の話によると、狭くて窓のない変わった寝室に寝てるみたいだね。寝るときにちゃんと換気はできてるかい？それか建物内で一酸化炭素漏れは起きてないかい？安物でも一酸化炭素検知器を使ってみるといいよ。酷い頭痛もしてない？

ユーザー氏は確かに頭痛が酷いと返答し、さっそく一酸化炭素検知器を手に入れてみることにしました。

それから9時間後、ユーザー氏が一酸化炭素検知器の電源を入れたところ、なんと100ppmという数字を検出したのです。一般的に、70ppm以上で一酸化炭素中毒の症状を示し始め、150ppmを超えると重い症状が現れ始めます。

また、長期的に一酸化炭素を吸い続けることでも神経症状が現れるケースもあり、これには記憶障害と意識障害も含まれます。つまり、ユーザー氏は自分でポストイットを書いておきながら、一酸化炭素中毒によってその記憶を喪失してしまっていたのです。

ユーザー氏は最初は大家のストーキングも疑ったものの、全ては部屋に溜まった一酸化炭素が引き起こしたものでした。幽霊も生きている人間も恐ろしいものですが、目に見えない毒ガスの充満も決して負けてはいません。

あなたの部屋の換気、大丈夫でしょうか？