スプラッシュマウンテンの100年前の原型「Flume Riding」がスリリング過ぎる



夢の国で長く愛されてきたスプラッシュマウンテン。丸太の船で急流を駆け下りるこのスタイルには、実は古い歴史がありました。詳細は以下から。

水とジェットコースターの融合として以前から人気だったスプラッシュマウンテン。急流の水しぶきで濡れるのも含めて楽しくスリリングなエンターテインメントでしたが、このスタイルには原型があります。

それは19世紀、林業を営む人々が切った材木を運ぶために作った木製の人工水路です。こうした人工水路は時に山間部の病人やけが人をいち早く麓の町に運ぶ最速の方法としても用いられていました。



そうした際には水路の幅に合わせたそりのような小舟が使われていたのですが、じきに木こりたちが町に帰る際の移動手段となってゆきます。


もちろんそんなスリリングな移動がスポーツとして楽しまれるようになるのは時間の問題。1865年から1895年頃には「Flume Riding」として盛り上がります。


なお時とともにFlume Ridingの一部は過激化。非常に高い位置にある水路の終着点で、猛スピードの舟から飛び降りるというアクション映画さながらのエクストリームスポーツとなってゆきました。


Flume Ridingの起源は明らかではなく、古代ローマの水道橋にまで遡るとの説もありますが、木材運搬用のよりハイスピードな人工水路によってスリリングなスポーツになったということです。

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