アメリカによる制裁を受けてなお事業を続けることができているHuaweiのCEOが、興味深い見解を示しました。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、HuaweiのCEO・Richard Yu氏が「もしも」の話として、アメリカの制裁が無かった場合のモバイル業界についてコメントしたそうです。
Yu氏は「アメリカによる介入と圧力が無ければ、2022年世界の主要な携帯電話メーカーはHuaweiとAppleになっていたかもしれない」と述べたとのこと。
また、Samsungについては「アメリカと韓国市場でスマホを販売する小規模メーカーになっていただろう」としており、「その他大勢」の1つに落ちていたとコメント。
さすがにそこまでSamsungのシェアが落ちるとは思えないものの、2020年にHuaweiが市場シェア19%を獲得し、「Galaxy S20」苦戦で17%にとどまったSamsungを追い抜いたのは事実。
もし他社のようにGoogleの各種サービスや最新プロセッサを用いることができていれば、どのような未来となっていたのかが気になるところです。
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