スマホ黎明期に立ち上げられたWindows PhoneやFirefox OSなど、現れては消えていった「第3のOS」たち。
かつて誰もがなし得なかった偉業をHuaweiが達成しつつあるようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、2019年に公開された「HarmonyOS」をインストールしたスマホの数が3億2000万台を突破したそうです。
HarmonyOSはアメリカの制裁措置によってGoogleの各種サービスやAndroidを使えなくなったHuaweiがスマホやタブレット、スマートウォッチ用に立ち上げた独自開発のOS。
現在モバイルOSとして世界最速で普及が進み、見事世界シェア3位に輝いたため「第3のOS」として市民権を得たとのこと。
また、スマホやタブレットにとどまらず、冷蔵庫や電子レンジ、スマート電球、テレビといったサードパーティー製品にも採用されるなど急拡大を続けているとされています。
5Gの技術開発で最先端をひた走っているにもかかわらず、自社開発の高性能プロセッサ「Kirin」を製造できなくなる、代わりに調達することを許された「Snapdragon」は5G非対応の機能限定版……など今なお過酷な制裁が続くHuawei。
サードパーティーを積極的に巻き込んだモバイルOSのエコシステムを構築することで、生き残りを図るようです。
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