10Gbps超えの「5G-Advanced」ファーウェイ商用化へ、中国の5G基地局は250万局目前に

より高度な「5G-Advanced」商用化に向けた準備が進められていることが明らかになりました。

中国が恐ろしい勢いで整備が進めている5Gネットワークを、本格的に生かしたものとなるようです。詳細は以下から。


海外メディアの報道によると、Huaweiが中国の大手携帯電話会社China Unicomと最新の超高速通信規格「5G-Advanced」の実証実験を行ったそうです。

測定結果は下り最大10455Mbps(10.45Gbps)と圧倒的な数字に。「5Gの進化版」という位置付けに恥じないパフォーマンスです。

今回の実証実験の成功を受けて2023年は5G-Advancedの商用化が加速度的に進む見通し。

単純に通信速度が上がるだけでなく、メタバースや自動運転に向けた自動車との高度な通信、あらゆる産業のクラウド化、共感覚の統合などを実現する高度な5Gネットワークを整備していくとされています。

なお、中国メディアによると2023年3月時点での5G基地局は234万局。

年内に合計290万局を整備する見通しとなるなど5G-Advancedの下地作りが進んでいるほか、超高速通信網を生かした各種サービスの研究開発が期待されます。

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