サムスン「Snapdragon 7 Gen 2」製造をTSMCに奪われる、低すぎる歩留まりやエネルギー効率の悪さが原因か


今週中に発表される新型プロセッサ「Snapdragon 7 Gen 2(もしくは7+ Gen1)」。

Snapdragon 8+ Gen 1などに匹敵する性能を実現するとみられるなど期待が高まる中、ある企業が厳しい立場を強いられています。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、まもなく発表されるSnapdragon 7 Gen 2はTSMCの4nmプロセスで製造されるそうです。

Snapdragon 7 Gen 2は本来、Snapdragon 7 Gen 1を担当したSamsungが4nmプロセスで製造する予定でしたが、外されたとのこと。

背景として、昨年Samsungの4nmプロセスで製造された「Snapdragon 8 Gen 1」の歩留まりが35%と圧倒的に低く、歩留まり70%だったTSMCに「Snapdragon 8+ Gen 1」の製造先が切り替えられことが挙げられています。

なお、TSMCが担当することになったもう一つの理由がプロセッサのエネルギー効率。「発熱や消費電力を抑えつつ高い処理能力を実現できる」という大きなアドバンテージがあります。

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