サムスンがフェラーリと提携、車用の有機ELディスプレイ供給で合意しBMWとも交渉中


有機ELの第一人者ともいえる「Samsung Display」が、言わずと知れたあの自動車メーカーへディスプレイを供給することが明らかになりました。

今後、あらゆるメーカーの車内システムもより便利で使いやすくなっていくかもしれません。詳細は以下から。

Samsung Displayのプレスリリースによると、同社は高級自動車で知られる「Ferrari(フェラーリ)」と契約を締結したそうです。

内容はフェラーリに自動車用の有機ELディスプレイを供給するというもので、韓国にあるSamsung Display牙山事業所で合意に至ったとのこと。

同社は「高級スーパーカーブランドにふさわしい、革新的な自動車用ディスプレイソリューションを開発する」としています。

また、既に「現代(ヒョンデ、旧称ヒュンダイ)自動車」や「Audi」に有機ELディスプレイを供給している実績もあり、海外メディアの報道によるとBMWとも同様の交渉を進めているというSamsung Display。

今度、見やすく、タッチ感度も良く、曲げることもできる有機ELの特性を活かした次世代の自動車用ディスプレイ開発を一層強化するともしており、より使いやすい車が誕生することになりそうです。

・関連記事
3つ折りタブレット「Galaxy Z Tab」早くも登場か、10インチ有機ELディスプレイを折りたたんで持ち歩けるプレミアムモデルに | Buzzap!

「Pixel Fold」極薄折りたたみスマホか、実機が電車内で確認されてしまう | Buzzap!

モトローラが「巻き取り式スマホ」公開、手のひらサイズから最大6.5インチに伸縮し背面サブ画面も | Buzzap!

BOEがスマホ用有機ELで世界2位に、LGを追い抜き中国企業の躍進止まらず | Buzzap!