かつて世界シェアトップを誇ったもののアメリカの制裁で縮小を余儀なくされたHuaweiのスマホ事業が復活することになりそうです。詳細は以下から。
最新スマホに関する確度の高いリーク情報で知られるIce Universe氏の投稿によると、Huaweiが全世界でのスマホ販売をふたたび準備しているそうです。
具体的な計画は明らかになっていないものの、各国で購入できるようになるまでに長くはかからないとしています。
かつてスマホ事業で世界シェアトップだったHuaweiは、アメリカの制裁によりAndroidの搭載やTSMCへのプロセッサ製造の委託ができなくなっていました。
しかし、同社は先日中国で5G対応とみられる最新スマホ「Mate 60 Pro」を発売。自社製の「HarmonyOS」やプロセッサ「Kirin 9000s」を搭載して5G対応を実現したことで、アメリカ以外の全世界に向けてスマホを輸出できることになります。
5G技術の貢献数ではトップに輝き、本来大量に敷設する必要がある5G基地局を低コストかつ高品質で提供したことで競合を圧倒するシェアを誇る総合メーカーでもあるHuawei。
もしラインナップを絞りながらグローバル展開を果たすことができれば製造コストも下げられるため、5G基地局と同じように格安で高性能なスマホでかつてのようなシェア争いが復活することになりそうです。
それはそうと「倒産させるため」としか思えない制裁を続けてきたにもかかわらず面目を潰されてしまったアメリカは、一体どのような対応に打って出るのでしょうか。
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