旧Intelのモデム開発チームを買収して進められてきた大々的なプロジェクトが打ち切りになるようです。
一方で消費者にとってはいいニュースになるかもしれません。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Appleは自社製5Gモデムの開発を中止したそうです。
これはiPhone 14 Proの常時表示ディスプレイやM2搭載iPad Proのリークなどを的中させた実績がある情報提供者、yeux1122氏が明かしたもの。
Appleは2019年にIntelのモデム部門を買収し開発を行ってきましたが、現在プロジェクトや人材の整理に入っているとのこと。
新型のiPhone SEは、当初はAppleの自社製モデムを備えることで製造コストを引き下げを行うとみられていましたが、搭載自体が見送られることになるようです。
なお、ここで押さえておきたいのが、iPhone SEは第1~3世代まで3月や4月など春に発売されてきたということ。
新型iPhone発売から6ヶ月後の、Appleの収益性が最も低くなるとされる時期に合わせて発売することでテコ入れを行ってきたと考えられ、過去には「iPhone 13」の新色グリーンや「iPhone 14」のイエローなども同じように春に発売されてきました。
「iPhone 14」をベースに4800万画素カメラやUSB Type-C端子、アクションボタンなどを備えたプロトタイプが5Gモデムと無関係に開発されていたとする報道もある新型iPhone SE。
自社製モデムを搭載するためにリリース時期を合わせる必要もなくなったことで、早ければ来年の春に発売されることも十分考えられそうです。
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