一日の風景の移り変わりが大空に浮かぶひとつの惑星のように見える画像



星の王子さま」に出てくる小さな星を思わせる丸い大地。それを取り囲む昼の青空と夜の星空があまりにも幻想的な写真作品です。

この作品を作り上げたのはアテネ在住のクリス・コトシアポロス氏。30時間に渡ってギリシャのスーニオの風景の360度の写真を大量に撮影し、それをステレオ投影という技法を使って一枚の幻想的な作品に創り上げました。

(クリックで拡大)

日の出とともに東の空から開始し、南を向いて日の入りの時には西。夜になってからは北を向き、夜明けとともに東に戻っています。夜間は結露を防ぐためにドライヤーを使ってレンズを暖めながらの撮影になったとのことです。

コトシアポロス氏は今回使用したステレオ投影での作品も含め、多くの美しいギリシャの空の写真を撮影しています。気になった方は以下のサイトから閲覧可能です。

NIGHT PHOTOGRAPHY

また、コトシアポロス氏はアテネのオリンピックスタジアムでの雷の作品が話題になったことも。


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